【コーヒー】欠陥豆の種類と特徴をまとめてみた。
どもっす!
もはやホームステイ先のカフェ店員となりつつある、いーちぇです。
前回の記事で、生産地でのカッピングがコーヒーの品質向上につながる、という話をしました。
それがこちら! ↓
カッピングをすることによって、コーヒーにどのような欠陥豆がまぎれているのかを知ることができます。
でも、コーヒーの欠陥豆って一体どんな味がするのでしょうか。
ということで、今回は欠陥豆の種類ごとの特徴をまとめてみました!
① Black beans
見た目の特徴:黒っぽい。
欠陥理由:熟しすぎ。
風味の特徴:酸味が強すぎる。
正常なコーヒー豆と比べて、大きく形が異なることが多いので、見つけやすいですね!
② Sour beans
見た目の特徴:黄色や茶色っぽい。
欠陥理由:加工に汚い水を使用したり、発酵のしすぎ。
風味の特徴:酸味が強すぎる。納豆みたいな匂いがする。
こちらは、色が大きく変化。
一部だけ変色してることもあり、見つけにくいことがあります。
③ Insect damaged beans
見た目の特徴:小さな穴が空いている。
欠陥理由:ベリーボアラーなどの虫に食べられてしまう。
風味の特徴:プラスチック を焼いたみたいな匂いがする。
穴が小さく、豆の反対側からは見つけられないので、取り除くことが困難です。
④ Immature beans
見た目の特徴:正常なコーヒーと違う奇形をしている。
欠陥理由:未熟なコーヒーを収穫したり、コーヒーが十分な栄養を得られなかったことによる。
風味の特徴:味がしない。
コーヒーの表面に溝があったり、細長く変形することが多いそう。
⑤ Broken beans
見た目の特徴:欠けている部分がある。
欠陥理由:果肉除去機により、豆の一部が欠けてしまう。
風味の特徴:欠けた部分より、加工時の水が侵入してしまい、酸味が強くなりすぎる。
焙煎後のコーヒーにもまぎれていても、判別することができるので、消費者自身で取り除くことも可能です。
おまけ:欠陥の合体技
これらの欠陥が一つの豆に同時に表れることもあります。
例えば、これは ② Sour beans と ③ Insect damaged beans が組み合わさったもの。
色の変色と虫食いの穴が見られます。
これは、 ④ Immature beans と ⑤ Broken beans が組み合わさったもの。
どうやら未熟な豆は欠けやすくもあるそうです。
まとめ
コーヒーの生産者さんは、これらの欠陥豆を除去する努力をしていますが、それでもぼくたちの手元まで届いてしまうことがあります。
しかし、そんな時でも欠陥豆の特徴について把握していれば、コーヒーを淹れる前に自分で取り除くことができます。
特に、 ③ Insect damaged beans 、 ④ Immature beans や ⑤ Broken beans などは、自分でも簡単に見つけられそうですよね。
おそらく欠陥豆の種類はこれだけでなく、他にも様々なものがあると思います。
ぼくも見つけ次第、この記事に追加していきたいと思います。
この記事がみなさんのコーヒー生活を充実させられることを祈ってます!
それではまた!