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炊飯器があれば米が炊けるように、焙煎機があればコーヒーが焼ける。

おラオス!

【2つの意味で】家計調査までの道のりは険しすぎる

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どもっす!

 ラオスでまさかの太りだした、いーちぇです。

 

すでにトビタテ!の研修が開始してから3週間以上たっていますが、未だにラオスでの活動の記事を書いていませんでした(笑)

しっかり活動はしてます!

 

ということで、村での調査がどのように進行しているのかを紹介していきたいと思います。

 

 

 

始まりはセータプン

 

最初の調査対象として選んだのは、セータプン村

昨年のデータだとコーヒーの生産協同組合の組合員が20人以上いるということで、十分なデータが得られるだろうと予想のもと、この村に決定しました。

 

セータプン村ではどんな人々が暮らし、どんな生活を送っているんだろう。わくわく。

ということで、 早速行って参りました。

 

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セータプン村に着きましたー。

村に入る時は毎回どきどきする。

 

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コーヒー生産者のみなさん。

見た目怖いですが、話しかけたとたん笑顔で返してくれます。

 

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ぼくが混じってもしっくりくる。

 

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この村では、コーヒーだけでなく、キャベツや白菜の栽培も盛んだそう。

ぼくが訪れるときには、毎回仲買人が買い取りに来ています。

 

 

 

精神的な難しさ

 

調査の方法は、すでに何回か書いたことがありますが、コーヒー生産者個人に対するインタビュー方式で行っています。

昨年のコーヒーによる収入を聞き取り、フェアトレードによる恩恵がどれほどなのかを調べます。

また、昨年の支出もインタビューして、どのような生活状況なのかも把握します。

 

と簡単に言っても、実際に行ってみると、これが難しいんです。

家計簿をつけているコーヒー生産者なんてまれですから、正確なデータをとること自体難しい。

 

 

それに、ラオス語が拙いぼくは、まだ通訳頼み。

だから、細かなニュアンスをぼく自身が聞き取ることもできません。

 

うーん、まだ心と心の距離を感じます。

もどかしい、、、

 

 

 

物理的な険しさ

 

そして、生産者との距離を感じるのは、精神的な面だけではありません。

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というのも、村までの道のりが厳しすぎて、物理的に険しい!(笑)

 

しかも、今のラオスは雨期なので、雨が降ったらさあ大変。

ただでさえデコボコしてる道がぬかるんで、もはやオフロードのモータースポーツに来たかのようです(笑)

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(ぬかるみにハマってしまったトラクター) 

 

 

調査スタート

 

セータプン村の人口は1,650人。

240家族が暮らしているそうで、なんとその全家族がコーヒー栽培に携わっているそう。

とは言っても、全員に調査をしていたら大変なので、組合に参加している人と参加していない人を同じ数くらい調べて比較してみたいと思います。

 

 しかし、調査を開始してみると驚くべきことがありました。

なんと、昨年21人いた組合員数が、今年は8人まで減っていることが判明したのです。

 

「えー!これでは組合員のデータが8人分しか取れない、、、」とは思いながらも、

なぜ組合員数が減少したのか調べるのも調査の大事なところ。

ということで、早速組合員のコーヒー生産者の方々からインタビューを開始しました。

 

 

インタビューの様子はまた次の記事で。 

それではまた!