【リフォーム術】ラオス人のDIYは、だいぶいい加減でゆるゆる
どもっす!
建築系の留学に来たいーちぇです。うそです。
先日の記事で、ホームステイ先のゲスト用の部屋が一つしかない、という話をしました。
しかし、ホームステイのオーナーのニャイ曰く、どうやらもう一部屋増設するそう。
でも、リフォームなんてお高くないのかな、、、?
ということで、ラオスのリフォームの様子をご紹介します!
リフォームは自分たちでやっちゃう!
ぼくがこのホームステイ先に来た時には、すでにリフォームが開始していました。
こちらがリフォームするお部屋。
ラオスの人のすごいところは、業者に頼まないで、自分たちと周辺の人たちだけでリフォームしちゃうところ。
今回のリフォームも、ニャイの弟ノイくんに頼んでいるそう。
ノイくん。
新しく取り付けた壁を白くペンキで塗っています。
一方、ニャイは床のワックスがけをしていました。
ワックスがけも日本のそれとは全く異なります。
使うのはこの二つ。
左はヤシの実からとれるもので、右のはロウソクのロウ。
裏はこんな感じ。
ブラシみたいですね。
この二つでどうやってやるかというと、
ロウをクレヨンみたいに床に塗って、、、
そこをヤシの実で磨く!
疲れてきたら、、、
足で磨く!
左奥のほうが、ピカピカしてるのが分かるでしょうか。
ぼくも手伝わせてもらいました。
はたから見たら、一体何をしてるのかよく分からない。
頑張ってると、ニャイの姪Phoneちゃんが報酬をくれました。
ラオスなのにユーロ(笑)
中には茶色い甘いのが入ってました。
お次は、ドアのペンキ塗りを手伝わせてもらうことに 。
茶色のドアを茶色に塗る。
でも、やるからには日本クオリティを目指す。
あー、、、
お好み焼き食べたいなー
その傍らでニャイもはげかけた壁を塗り始めました。
ぼく「その色で塗るの!?」
ニャイ「え?でも似てるよ?」
さすがラオス人。フリーダムです。
ニャイ「じゃあ、次は窓枠も頼むよ。」
ぼく「はーい、、、」
ってビール飲んどるやないかい!
ぼく「今日終わらせなくていいの!?」
ニャイ「あ、窓枠は明日でいいから。飲も飲も。」
とおやつの時間からおっぱじめるオーナー。
結局その日はみんな寝てしまい、リフォームは次の日に完成しました。
完成の図。
これでぼく以外のお客さんが来ても寝れます。
ラオス人のリフォームは急がず焦らず。
Do It Yourself だから、自分が焦らなければ、リフォームだって焦らなくていい。
ラオスの人々のゆったりとした気質と、
しかし、それを可能とするたくましさを感じました。
それではまた!